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エッセイ

自転車を磨き上げる社長のエッセイ
本ページでは、弊社代表取締役 郡 省三の経営に関するエッセイを掲載させていただいております。
拙文でございますが、ご一読いただけますと幸いでございます。
不況に強い経営 3箇条

本日は、私がサイクルハンターを運営していく上で常にアタマに置いている、「不況に生き抜く経営 3箇条」についてお話させていただきます。

1. 不況になってからでは間に合わない
業績が伸び、また消費も堅調な時期にこそリスクに備えておく必要があります。
市場経済のメカニズムでは、好景気の後には必ず不況がきます。永遠に調子が良いということはないのです。
ごく当たり前のことなのですが、我々人間は、真夏日に冬のかじかんだ指先の感覚を思い出せないものです。

複雑な戦略論やファイナンスの理論はもちろん役に立つのかもしれませんが、ビジネスは出るお金より入るお金が多ければ成立します。シンプルなものです。逆にいうと、出るお金を減らし、入るお金を増やせばイイ訳ですね。

不況になると、基本的に入るお金が減るので、出るお金の効率性を高めておけば辻褄が合わせられます。
好況の場合も出るお金の効率性は高ければ高いほどいいのですがら、
業績が伸びている時にこそ費用対効果について十分に検討、改善しておくことが重要です。

さらに、入るお金の減少を最低限にするために、安定的な販売基盤を構築することも大切です。
既存のチャネルで売上がどんどん拡大しているときには、他のチャネルについて検討することに
抵抗感を覚えることもままありますが、景気が悪化したときの新たなチャネル開拓はより困難になります。

2. ちいさなことも大きく見える
不況の場合はコンサバティブに経営判断を行いがちです。もちろん、無駄なコストの削減はできる限り迅速に行うべきです。しかし実は、このコストカット、好況の時に行っていてもおかしくない施策です。
ただ単に、好況の時には気づかなかった、もしくは無視していただけのことです。

1 でも述べた通り、不況のあとには好況がやってきます。次への準備を行うことこそ、不況時にやっておくべきです。
実際にモノが売れないわけなので、リソースを「次への仕込み」にかけても問題ないのではないでしょうか?
さらに不況時には、ネガティブなニュースが続きます。そんな中、「xx 円の投資を行った」「店舗数を拡大した」といったニュースはどう受け取られるでしょうか。
好況時にはそんなニュースであふれていて、気にもとめられないかもしれませんが、不況時には、ちいさまことも大きく見えるものなのです。
例えば、半導体最大手のインテル社は、不況時に大規模な投資を行う事で知られています。

3. ぶら下がり社員はいらない
経営上、難しい局面には多くのアイディアが必要です。ひとつ、ふたつのビッグアイディアできびしかった経営状況が一気に改善することはありません。特に、不況時は。

そういう時に経営を支えるのは、現場社員からの、効果的なアイディアです。どんなちいさなものでもいいのです。
必要なのは、自分の役割を日々こなしていく中で、こうすればもっとうまくいくのに、というアイディアを持ち、提言し、実際に変えていくことができる人材なのです。
弊社では現在、自分のアタマできちんとモノを考え、問題を発見し、(できないとしても)解決する姿勢を見せる人材のみを採用しています。
またそのような人材に育てるため、経営状況などをオープンにし、議論の場を多く持つようにしています。
今、私自身が何を問題と考えているかを明らかにした上で、みんなはどう思う? きみの現場から見て、どんなアイディアがある? と問いかけるようにしています。

好き勝手に書いてみましたが、サイクルハンターはこの不況をチャンスと捉え、アグレッシブに攻めてまいります。

今後ともサイクルハンターをよろしくお願いいたします。

株式会社サイクルハンター 代表取締役  郡 省三

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